PROMETRIC で受験する USCPA(米国公認会計士)本試験の際の操作方法に関する Q&A をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
目次
Q1: 試験中にホワイトボードを交換したい場合はどうすればいいのですか?
A1: PROMETRICのスタッフさんを呼んでください。受験するPCの前(机の上)に小さな押しボタンがあります。ファミレスなどで店員さんを呼ぶような呼び出しボタンです。それを押せば、PROMETRICのスタッフさんは特に何も言わなくても、ホワイトボードを2枚持って来てくれます。
でも、ここで注意してください!!
ホワイトボードの交換は必ず2枚同時となります。受験開始前に、ホワイトボード2枚とマーカーを2本貸してもらえるのですが、今解いている問題やこれから解こうとする問題に必要な数式やメモを書いてしまい、交換をしてしまうと全部没収されてしまいます。
1枚のホワイトボードだけを交換したくても、必ず2枚のホワイトボードの交換となります。
必ず、問題を取り組んでいく中で「区切り」を意識して、ホワイトボードの交換をしてください。特にBECの試験では、USCPAの試験の中で一番ホワイトボードを使うはずです。2枚のホワイトボードの使い方や、交換のタイミングも普段のMC問題やTBS問題を解いていく中でイメージトレーニングをしておいた方がいいです。
たかがホワイトボードですが、ホワイトボードの使い方さえ合否に大きく影響してきます。
「今回のBECの試験はやたらと計算問題が多いな。後半のTBS問題に取り組んでからでは、絶対にホワイトボードのスペースがなくなるぞ。MC問題を解き終わったら、すぐに交換しておこうっと!」などと試験中に冷静になれるといいですね。
ちなみに、ホワイトボードは表面がマス目があるデザインで、裏面は特に何もデザインがない無地の状態です。普段、マス目のノートなどを使っている人はマス目がある側のホワイトボードを使った方が本領が発揮されるかも知れないですし、真っ白の画用紙のような無地のノートを普段から使っている人はホワイトボードの裏面を使った方が実力が発揮できるかもしれませんね。
ホワイトボードは1枚に表面(マス目)と裏面(無地)があり、それが2枚あるので、計4面を自由に使うことができます。
自分なりの使い方を普段から練習しておく必要がありそうですね。
Q2: 本試験で解答をするとき、仕訳の記載順序につき入力ルールはありますか?
A2: 本試験において、仕訳の記載順序につき入力ルールは無いです。それぞれの勘定とそれに対応する数値が正しい場合は、正解になります。本試験で解答方法に迷うことないと思います。安心してください。
Q3: 本試験で解答をするとき、マイナス数値や小数点につき入力ルールはありますか?
Q3: 本試験において、マイナス数値や小数点につき、入力ルールは特にありません。マイナス数値や小数点の入力方法については、出題される問題の中に指示があるか、解答欄にフォーマットが組み込まれています。本試験では解答方法に迷うことないと思います。安心してください。
Q4: 本試験で解答中に、前の問題に戻ることはできますか?
A4: 同じテストレット内であるなら、前の問題に戻ることはできます。テストレットを終了した場合は、終了をしたテストレットの問題に戻ることは出来ないです。
各テストレットの最後に、「SUBMIT TESTLET」とオレンジ色で書かれたボタンがあるのですが、そのボタンを押してしまうと前のテストレットの問題には戻れないので注意が必要です。
2018年4月から試験の画面に変更がありました。詳しくはAICPAが動画で丁寧に説明してくれていますので、そちらを参考にしてみてください。
※すべて英語での説明ですが、動画なので何となくは分かると思います。
また、当サイトでも試験画面変更についてをまとめています。
Q5: BECで出題される Written Communication では、スペルチェックは出来るのでしょうか?
A5: はい。スペルチェックをする事は可能です。もしあなたが、間違ったスペルで入力すると、その単語の下に赤線が表示され、赤線の部分をクリックすると、正しいスペルの選択肢が表示されます。
Q6: リサーチ問題(Research)とは何ですか?
A6: リサーチ問題(Research)とは、与えられたデータベース(多いです!)から必要な情報を自分で検索することが求められる問題形式で、TBS 問題で必ず出題されます。ある取引や事象が生じた場合に、その処理について想定している基準を自分でデータベースから調べて、その基準番号を解答しなければいけません。試験直前になって少しだけやるのではなく、普段の勉強の中でも時間を作り、取り入れていったほうがいいです。
Research の問題形式に関しては、AICPA から詳しい説明(Tutorial)が提供されています。(すべて英語です!)
Q7: リサーチ問題(Research)は、どのように学習したらよいですか?
Q7: あなたが本試験の受験申込を完了して、NTS を取得する事が出来たなら、Research の練習用のデータベースが AICPA から提供されます。Research の問題演習は、このデータベースを使用しながら練習することになります。
AICPA から提供される練習用のデータベースは、本試験におけるデータベースと比べて、少しだけ形式が違います。本試験の形式のデータベースを使用して、練習は出来ないですが、形式は AICPA のサンプルテストから確認が出来ますので、こちらもぜひ一緒にご参照ください。(すべて英語です!)