ここではUSCPA(米国公認会計士)試験に関する最新の情報を書いています。ぜひ参考にしてください。
2018年
5月 株式会社アビタスがMC問題アプリをリリース
スマホのアプリでMC問題が解けてしまうという、とても便利なアプリを株式会社アビタス(本社東京都渋谷区、代表取締役:三輪豊明)がリリースしました。これは、アビタスの受講生しか利用できないアプリになるのですが、私も実際に使ってみたので感想をシェアしたいと思います。(2018年8月現在、iphone対応のアプリのみリリース)
結論から言うと、驚きの連続でした。
ポイント1:圏外でも関係ない!
これはどういう事かと申しますと、一度アプリをインストールさえすれば電波を気にすることなく、MC問題を解くことが可能になります。
スマホを防水使用にして、夏はサーフィンをしながらだってMC問題を解くことが出来ますし、山登りをして頂上を頂いた瞬間にMC問題を解くことだって出来るのです。これはとても画期的ですよね。
※定期的にアプリから「受講生番号」と「パスワード」の入力を求められるので、メモ機能などを使い、すぐにコピペできるようにしておく必要があります。
[実際のアプリの画面]
ポイント2:答えを覚えてしまうことがない!
アプリには「シャッフル機能」が付いている為、よくMC問題でありがちな「答えを覚えてしまった・・・」という事が少なくなると思います。
具体的にシャッフル機能の説明をしますと、
A:春
B:夏
C:秋
D:冬
とすれば、シャッフル機能が付いているので、次に問題を解く時は、
回答の選択肢が、
A:冬
B:秋
C:夏
D:春
となっているのです。これだと、MC問題を何回解いても、暗記してしまうことは少なくなりそうですね。
[オススメの使い方]
・アプリには日本語訳も一緒に付いているので、ぜひ活用してください。例えば、紙ベースでMC問題を解いていく時に、日本語訳のテキストを使っていると机のスペースも少なくなるし、その都度日本語訳がイマイチ分からないMC問題の日本語訳の場所をペラペラとめくって探してしまうと、時間もかかり、効率も悪くなってしまいます。
一度、紙ベースでMC問題を解く時はアプリも活用して「アプリでは日本語訳を確認する」といった活用の仕方をしてみるのもアリだと思います。
もちろん、紙ベースのMCとアプリのMCの問題番号は一致しているので、日本語訳を検索するのだって数秒あれば可能です。
「もっとスゴい使い方があるかも知れない!!」
世界初(!)である、USCPA試験のMC問題のアプリを開発した株式会社にアビタスの人に聞けば、もっとスゴいアプリの使い方や裏技があるかも知れません。
USCPAに興味がある方は一度アビタスを訪れてみてもいいのではないでしょうか。
4月 本試験の画面と機能の一部が変更
2018年4月1日より本試験の画面と機能が一部変更されています。ぜひ確認をしておいてください(原文はコチラ)。感想としては、昨年度までの試験の画面と比べて見た目がシンプルになり、スッキリとした感じになっています。2018年4月以前から学習をしている人は絶対に確認しておかないといけません。
AICPAが動画で変更点などを説明してくれています。>>コチラから説明を観る
※英語が分からなくても、動画なので何となくでもイメージはつかめると思います。
次に!!
動画を視聴し終わったら実際にサンプルテストを受けてみましょう。
AICPAがサンプルテストを公開しています。まだ出願をしていなくても、NTSを受領していなくても、受験資格がなくても、誰でもサンプルテストを受けることが出来ます。
サンプルテストでは以下の点は必ずチェックしてくださいね!
●電卓の使い方
●TBS問題のwork spaceの使い方(Exhibitsの開き方)
●Microsoft Excelの導入
[感想]TBS問題のwork spaceの使い方はとても重要だと思います。work spaceではExhibits(資料)を開いて内容を確認するスペースなのですが、使い方によっては、回答時間を大幅に削減できると思います。大げさかも知れませんが、使い方によって合否に大きく影響を与える可能性さえあります。
「Exhibitsをwork spaceに全部展開しておいて、問題を解いていくのか?」
「まずExhibitsを全部開いて確認してから、問題文を読み進めるのか?」
「問題に該当するExhibitsだけ展開して、回答したら削除して次の問題に進むのか?」
などと、この部分は人によって使い方が違ってくるはずです。
自分に合った機能の使い方を試行錯誤して身に付けるしかなさそうです。本試験までにはぜひ自分のスタイルを確立させておきましょう。
2月 トランプ大統領の税制改革が試験範囲に及ぼす影響
2017年12月20日に、米国税制改革法案(The Tax Cuts and Jobs Act)が米国の上院・下院で可決、同年12月22日にドナルド・トランプ大統領が法案に署名し、正式に米国の法律として成立しました。
今回の税制の改正は米国公認会計士協会 (AICPA)によると、2019年1月1日以降に実施されるUSCPA (米国公認会計士)の試験から反映されることが示されました。
→https://www.aicpa.org/becomeacpa/cpaexam/cpa-exam-announcements.html